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DLL4陽性好中球はNotch1媒介性の内皮PANoptosisを促進し、敗血症性急性肺障害を増悪させる

The Journal of clinical investigation2025-12-15PubMed
総合: 87.0厳密性: 9革新性: 9ジャーナル: 8臨床: 8

概要

DLL4陽性好中球が内皮Notch1と相互作用し、ZBP1依存のPANoptosisを誘導して敗血症性ALIを増悪させることを解明した。新規Notch1-DLL4阻害ペプチドは内皮PANoptosis、肺障害、透過性、炎症マーカーを低下させ、敗血症モデルの生存率を改善し、治療標的としての可能性を示した。

主要発見

  • eCIRPはDLL4陽性好中球を誘導し、ZBP1媒介性の内皮PANoptosisを惹起する。
  • DLL4は内皮Notch1に結合して内因性ドメインを活性化し、切断GSDMD、切断カスパーゼ3、p-MLKLなどPANoptosis指標を増強する。
  • Notch1由来阻害薬(NDI)はDLL4–Notch1相互作用を遮断し、内皮PANoptosis、肺障害、透過性、炎症マーカーを低下させ、敗血症モデルの生存率を改善した。

臨床的意義

Notch1–DLL4相互作用の阻害は、敗血症関連急性肺障害の予防・軽減に繋がる可能性がある。臨床応用が進めば、内皮バリア機能を保持して支持療法を補完し得る。

なぜ重要か

ALIを駆動する未解明の好中球–内皮経路を明らかにし、前臨床敗血症で転帰を改善する初の阻害薬を提示したため。

限界

  • 前臨床モデルであり、DLL4陽性好中球のヒト検証やNDIの有効性・安全性は未評価。
  • Notch経路修飾に伴うオフターゲット影響の精査が必要。

今後の方向性

ヒト敗血症コホートでDLL4陽性好中球とPANoptosisシグネチャーを検証し、NDIの薬理・安全性・送達法を最適化。標準治療との併用も検討する。

研究情報

研究タイプ
症例対照研究
研究領域
病態生理
エビデンスレベル
V - 細胞・動物モデルによる前臨床の機序研究。仮説生成段階のエビデンス。
研究デザイン
OTHER